To be or not to be, that is the question.

タイトルは シェイクスピア「ハムレット」内の一節。

生きるべきか 死すべきか、それが問題だ。」の訳が有名ですね。

選択肢はありますが

やるかどうかは別の問題です

これは私が意思決定にまつわる説明内でよく使うものです。

正解がない問題も 少なくありません

例えば

95歳、老衰で食べなくなった高齢者に

胃瘻を造設するのが是か非か? に正解はありません。

ご本人のご希望を尊重し ご家族のご意向を聞きながら

生活場所やその他の環境要因にも配慮し 意思決定を支援します。

実現不可能な希望には その理由と代わりの選択肢を説明します

例えば

「急性期病院に 長期入院したい」というご希望に対して。

「〇〇さんはこれまで 高度急性期の病院で

いろいろな治療を受けてこられましたね。

病院には 急性期の病院と 慢性期の病院とで役割分担があります。

高度急性期の医療を担う病院は そこでないと治療できない患者さんのために

ベッドを空ける必要があります。」

 

「慢性期の病院も 長期入院はどこも困難になりました。

在宅生活が困難で 様々な医療的ケアが必要な方は

医療的ケアも受けられる施設入所が 現実的な選択肢になります。」

 

ご本人のご希望をしっかり受け止めつつ

現状で実現不可能な希望には

ご納得いただくための理由を説明したうえで

代わりとなる選択肢をご説明します。(院長 神部)

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