心臓弁膜症や不整脈に由来する突然死に備える

いろいろな基礎疾患や認知症を併せ持つ高齢者では

重度の心臓弁膜症の診断を受けても 手術が困難であったり

本来ならペースメーカーの適応となる不整脈であっても

治療を断念して退院となったりする場合があります。

そういった「突然死する可能性がある」方々の在宅療養では

ご家族はじめ 関わる全ての方々に共通認識を持っていただく必要があります

 

突然死する可能性があることの周知

「その時でもご家族は蘇生術は希望されず

当院にご連絡をいただき 静かにお看取りをご希望されている」

方針の共有です。

 

独居の方では 訪問したヘルパーさんが第一発見者になる可能性があります。

慌てずに 救急車は呼ばずに 当院にご連絡をいただけるように

ケアマネさん、訪問看護師さん等とも方針を共有します。

 

デイサービスを利用中に 急変する可能性もあります。

施設によっては「急変時は 蘇生術をしながら救急搬送する」ルールがある

ところもあります。

ご家族がその対応を希望しない場合は 利用自体を見合わせることもあります。

望まない救急搬送をされてから 「こんなはずじゃなかった」とならないために。

 

気がついた時には ベッドの中で冷たくなっていることもあるかもしれません。

ご家族には 一定の心の準備をしていただきながら

「それでもご自宅で なんぼでも穏やかな良い時間を過ごしていただけるように

みていきましょう。何かあれば随時ご連絡ください。」

ご家族が一定の安心感をもって毎日を過ごせるよう

全面的なバックアップをお約束します。(院長 神部)

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