認知症高齢者の人権と財産を守るために

認知症高齢者の人権と財産を守るために 何ができるか? 何をなすべきか? 多職種で検討しながらも 非常に悩ましい場面があります。 医療も介護も拒否する意思 歩行が困難になって ほとんど飲食もしなくなり オムツ交換も拒否して …

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生け花の流儀を意識し チューリップを愛でる

往診先のお宅で出会った花々を撮り続けて8年。 時々テーマを決めて特集したくなります。 かつては 花々を隙間なく どれだけ多く詰め込むか? を意識していましたが 最近は生け花の流儀を意識して特集するようになりました。 チュ …

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当院で地域医療研修をした研修医の感想

当院では2021年より「地域医療」研修の協力医療機関として 2年目の研修医を受け入れています。 2週間の研修を終えた彼らが残した感想から一部を抜粋します。 地域に根ざした医療(S先生) 以前からも「地域に根ざした医療」と …

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終末期の点滴や経管栄養は お体が処理できる量にとどめる

様々なご病状で 命のともしびが小さくなると 自然に飲食量も減少します。 ご自身で十分な栄養や水分を摂取できなくなったとき 多くは点滴を希望されますが 内臓の働きが全体的に低下する終末期では 1日500mlの水分でさえ 相 …

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アリセプトを中止することで症状が落ち着くこともある。

アリセプトは 認知症の進行を抑制し 活動性を高める良い薬ですが 心身の活動性が高すぎる方では アリセプトを中止することで 落ち着きを取り戻すこともあります。   怒りっぽい、絶えず動き回る、いろいろ気になって落 …

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ご本人の想い・ご家族の想いが異なることもある

ご本人の想いとご家族の想いが ほぼ一致していることもありますが 中には正反対の方向を向いていることもあります。 またご家族内で様々な想いが 混在していることもあります。 Uさん「最期まで家にいたい」・娘さん「最期は入院し …

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あおぞら富谷仙台の理念(2): 病気だけでなく暮らし全体をみる。

あおぞら富谷仙台では、 往診(訪問診療)の対象者を「患者さん」と呼ばないようにしています。 在宅では常に「患者」モードで生活しているわけではないので 「生活者」として接します。   ◆病院は医療のための空間で、 …

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あおぞら富谷仙台の理念(1): 一人ひとりを大切にして暮らしを支えます。

当院は開業時に以下の理念を掲げました。 あおぞら在宅診療所富谷仙台は 一人ひとりを大切にしながら 全体がうまく成り立つように 配慮し 地域の在宅ケアがより良くなるよう 取り組みます。   行動指針として 患者さ …

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