老いの苦しみにどう向き合うか
「何のために生きているか分からない(100歳)」 「何も希望がないのが嫌。やることがない(95歳)」 超高齢者のこういった嘆きは 心に刺さります。 年齢を重ねて 日常生活の多くの場面で介助が必要になっても 自身の存在意義 …
「何のために生きているか分からない(100歳)」 「何も希望がないのが嫌。やることがない(95歳)」 超高齢者のこういった嘆きは 心に刺さります。 年齢を重ねて 日常生活の多くの場面で介助が必要になっても 自身の存在意義 …
様々なご病状で 命のともしびが小さくなると 自然に飲食量も減少します。 ご自身で十分な栄養や水分を摂取できなくなったとき 多くは点滴を希望されますが 内臓の働きが全体的に低下する終末期では 1日500mlの水分でさえ 相 …
当院では開業後の5年間で 300人を超える居宅の方々の診療を開始し その数だけご家族との出会いもいただきました。 気管カニューレのバンドを手作りした Iさん 気管切開後 気管カニューレの管を固定するのに 多くの方々は 専 …
アリセプトは 認知症の進行を抑制し 活動性を高める良い薬ですが 心身の活動性が高すぎる方では アリセプトを中止することで 落ち着きを取り戻すこともあります。 怒りっぽい、絶えず動き回る、いろいろ気になって落 …
ご本人の想いとご家族の想いが ほぼ一致していることもありますが 中には正反対の方向を向いていることもあります。 またご家族内で様々な想いが 混在していることもあります。 Uさん「最期まで家にいたい」・娘さん「最期は入院し …
あおぞら富谷仙台では、 往診(訪問診療)の対象者を「患者さん」と呼ばないようにしています。 在宅では常に「患者」モードで生活しているわけではないので 「生活者」として接します。 ◆病院は医療のための空間で、 …
当院は開業時に以下の理念を掲げました。 あおぞら在宅診療所富谷仙台は 一人ひとりを大切にしながら 全体がうまく成り立つように 配慮し 地域の在宅ケアがより良くなるよう 取り組みます。 行動指針として 患者さ …