認知症高齢者の人権と財産を守るために

認知症高齢者の人権と財産を守るために 何ができるか? 何をなすべきか? 多職種で検討しながらも 非常に悩ましい場面があります。 医療も介護も拒否する意思 歩行が困難になって ほとんど飲食もしなくなり オムツ交換も拒否して …

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当院で地域医療研修をした研修医の感想

当院では2021年より「地域医療」研修の協力医療機関として 2年目の研修医を受け入れています。 2週間の研修を終えた彼らが残した感想から一部を抜粋します。 地域に根ざした医療(S先生) 以前からも「地域に根ざした医療」と …

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終末期のママと 小学生のお子さんの支援を考える

当院ではこれまでに 40歳前後の女性5人の在宅緩和ケアに携わりました。 うち3人には 小学生のお子さんがいらっしゃいました。 ママが ご自身の病状(残された命の時間が短いこと)を お子さんにしっかり伝えていた方もいました …

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終末期の排泄ケア(2):体力を温存して楽しいことに使う発想を

神経難病でも 癌の終末期でも 病状の進行に伴い 体力や筋力が低下すると やがてトイレまで行って排泄することも容易でなくなり 途中で転倒して骨折してしまうこともあります。   そうなると「もどかしい」「情けない」 …

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予後予測には 病状悪化の加速度を加味する。

残された命の時間を予測する際 直近1~3ヶ月の病状悪化の加速度が 今後1~3ヶ月後の病状悪化を予測するのに有用です。 適切な予後予測により ご本人ご家族の心の準備を促すだけでなく 介護休暇等を含めた介護環境を構築し 「こ …

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在宅医療・訪問診療に関して よくある誤解と Q&A

在宅医療・訪問診療に関して よくある誤解とご質問につき まとめて解説します。 対象は お看取り間近の人だけ?! そんなことはありません。 訪問診療の対象は 「自力での通院が困難な人」です。 当院では お看取りを前提として …

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終末期の点滴や経管栄養は お体が処理できる量にとどめる

様々なご病状で 命のともしびが小さくなると 自然に飲食量も減少します。 ご自身で十分な栄養や水分を摂取できなくなったとき 多くは点滴を希望されますが 内臓の働きが全体的に低下する終末期では 1日500mlの水分でさえ 相 …

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