終活と人生会議(ACP)を考える

終活カウンセラーのW氏よりリクエストをいただき 終末期医療にまつわる現状と 意思決定に役立つ基礎知識や制度につき 5回シリーズで特集してみます。 はじめに 終末期といっても そのバリエーションは多岐にわたります。 ◆95 …

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告知されていない方の質問にも向き合う

時々 前医で十分な告知をされないまま 訪問診療に紹介となる方がいらっしゃいます。 「胃癌であることは本人にも伝えていますが ご家族の意向で 終末期であることは伝えていません」 のような状態です。   高齢のご本 …

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飲食できないから点滴 ではない。

点滴の目的は 点滴をしてお体が楽になること だと思います。 飲食できない状況下にあっても 点滴で かえってお体が苦しくなる場合もあります。   心臓や腎臓の働きが低下している状態では お体が処理できる水分量も減 …

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終末期の「帰って来て良かった」を支える

命のともしびが かなり小さくなった状態で 入院先から「家に帰りたい」と ご紹介をいただくことがあります。 「なるべく早く」のご依頼には 2~3日以内にお受けできるよう調整します。 帰るタイミングを逸しないために。 脈や呼 …

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終末期の排泄ケアを考える:「下の世話になりたくない」

Oさん(70代)は亡くなる日の朝まで 娘さんの介助でトイレに行きました。 慢性呼吸不全のため その都度息苦しくなるのですが ベッド上での排泄は 頑なに拒否していました。   末期癌のKさん(90代)は 「娘に下 …

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病状進行期~終末期の生活場所に関わる意思決定支援

病院から「家に帰りたい」と退院した方々は ご自宅でほっとした笑顔を見せてくれます。 一方で 施設入所者から「家に帰りたい」と 何度も訴えられると 何とも切なくなります。   また 「このまま自宅で暮らしたい」 …

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人工呼吸器の理解のために(3):「人工呼吸器(TPPV)は延命治療ですか?」への回答

「人工呼吸器(TPPV)は延命治療ですか?」 の問いに対する回答は 「延命治療か否かはケースバイケースで 一線を引くことはできません。 また様々な倫理的・社会的問題も含んでいます」   例えば 以下のA~Cさん …

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人工呼吸器の理解のために(2):気管挿管および気管切開下での人工呼吸器(TPPV)

人工呼吸器(TPPV)は 様々な理由により 自力で十分に呼吸ができない時に 気管内に管を通して 空気を確実に肺に送り込み 体内に酸素を取り込んで 二酸化炭素を排出させるための装置です。   酸素吸入と鼻マスク式 …

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人工呼吸器の理解のために(1):酸素吸入と人工呼吸器の違い

①酸素吸入と人工呼吸器の違い ②鼻マスク式人工呼吸器(NPPV)と 気管切開下の人工呼吸器(TPPV)の違いにつき ざっくり解説します。   酸素吸入と人工呼吸器の違い 呼吸とは 吸い込んだ空気中より 肺で体内 …

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