「いま一番の困りごとは何ですか?」の質問から、全人的苦痛(トータルペイン)を考える

ご本人の困りごとを直接質問する 医療者から見て問題だと思うことと 実際にご本人が困っていることとは しばしば異なります。   「いま一番の困りごとは何ですか?」 直接質問し、その解決策を示したり 一緒に考えたり …

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「あとどのくらい生きられますか?」の質問に向き合う。

「あとどのくらい生きられますか?」の質問は、 思わずたじろぐ質問の一つといえるでしょう。 もちろん正確な余命予測は困難ですが、 質問の真意を図りながら、逃げずに向き合います。   占い感覚で質問するばあちゃんの …

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介護者を支えるための実践(施設職員編)

有料老人ホームやグループホームの 入所者に対する訪問診療では、 介護職員が安心感をもって 日々のケアを継続し 自信を持って経験を重ねられるよう、 主治医として配慮します。 それが、ひいては地域の在宅ケアをより良くするため …

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介護者を支えるための実践(ご家族編)

あおぞら富谷仙台の理念(1)でも触れましたが、 在宅療養の継続のためには、 介護者の負担感を軽減させることが不可欠です。 あおぞら富谷仙台の理念(1): 一人ひとりを大切にして暮らしを支えます。 ここではその実践(ご家族 …

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あおぞら富谷仙台の理念(2): 病気だけでなく暮らし全体をみる。

あおぞら富谷仙台では、 往診(訪問診療)の対象者を「患者さん」と呼ばないようにしています。 在宅では常に「患者」モードで生活しているわけではないので 「生活者」として接します。   ◆病院は医療のための空間で、 …

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往診先でお花写真を初めて撮影してから、いのちの輝きを撮り続けています。

往診先のお宅で咲いているお花を初めて撮らせてもらったのは、2016年5月7日。 Mさん宅でいつものように診療を終えて 往診車に乗ろうとした時、お庭で咲いている 牡丹の花が目に留まりました。   「素敵ですね。見 …

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あおぞら富谷仙台の理念(1): 一人ひとりを大切にして暮らしを支えます。

当院は開業時に以下の理念を掲げました。 あおぞら在宅診療所富谷仙台は 一人ひとりを大切にしながら 全体がうまく成り立つように 配慮し 地域の在宅ケアがより良くなるよう 取り組みます。   行動指針として 患者さ …

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